海外ドラマ『ザ・ボーイズ』をアマゾンプライムで観た感想
アマゾンプライムで配信中の海外ドラマ『ザ・ボーイズ』が面白いと聞いて、晩御飯を調理しながら第3話まで視聴しました。
この作品は今年からのシリーズなので、まだシーズン1(全8話)しかないんですが、さっそく来年シーズン2の放送が決定しています。
で、3話まで観た感想ですが、とにかく「面白い!」の一言ですね!
設定が面白くて、超人的な能力を持った人間が誕生する世の中で、これは漫画・ヒーローアカデミアのような感じですね。
ヒーローアカデミアほど頻繁に異能力者が生まれるわけではありませんが、そういった人間がたまに誕生するといった世界観です。
で、当然、ヒーローが誕生するわけですが、ヒーローたちがとにかく人間臭いw
ヴォート社というヒーローの芸能事務所のような巨大企業があり、ヒーローはもちろん人助けをしますが、グッズやテーマパークを作ってボロ儲けしています。
ヴォート社の中でも特に実力と人気のある7人をスーパーセブンと呼び、彼らはグッズの収益などで莫大な収入があるスーパースターなんですね。
それだけに、ヒーローとしてモラルが高く人名優先といった表の顔と、芸能人アイドルと同じで金と女に汚くゲスい裏の顔もあるわけです。
ただ裏の顔は所属する巨大企業がもみ消していています。
とにかく商業主義に染まったヒーローなんですね、
で、この作品はヒーロー側が悪役で、主人公はそんなヒーローに彼女を殺された男性ヒューイです。
電気店で働く平凡な青年で、恋人とこれから同棲を始めてお互いに小さな幸せを育もうとしている時に、突然、超高速移動中のヒーローAトレインにぶつかられて、その衝撃で彼女が粉微塵になってしまいます。
しかも自分の目の前で。
歩道にたっていたのに、Aトレインはマスコミに対して彼女が突然飛び出してきたと嘘をつき、ヴォート社もお金で解決しようとします。
正義のヒーローの嘘を暴く証拠もなく、途方にくれているところに、同じくヒーローを憎むビリーが訪ねてきます。
そこから、ヒーローの嘘を暴いて制裁しようという普通の一般人の男たちの集団「ザ・ボーイズ」が結成されるんですね。
ヒーロー側にもいろんな人間がいて、本当に自分の能力を人のために役立てたいアニーという女性が、まるで芸能人オーディションのような感じで見事にセブンの仲間入りをします。
アニーは憧れていたヒーローたちの裏の顔を知ってしまい、心の揺れがあるようですが、今後どうなっていくのか楽しみです。
最強ヒーローでセブンのリーダーのホームランダーがまたこれサイコパスっぽいし、このドラマめちゃくちゃ面白いですね!
私はマーベルヒーローのアベンジャーズが大好きですが、こういったヒーローも金が好きでスケベで嫉妬もするし…といった話も大好きですね。
誰もが超人的な能力を持ったら、まずはそれを使ってお金が欲しいし、モテまくりたいとか思いますよね。
ヒーローが非合法なことをしまくってると知った時に、武力で絶対に勝てない相手に一般人な被害者はどう立ち向かうのか…そこに焦点を当てるのはうまいなぁと思いました。
アマゾンプライムに加入している人は、面白いのでぜひ観てみてください。