キングのIT(イット)はなぜ人気?クーンツの映画はなぜヒットしない?
昨日、テレビでIT(イット)が金曜ロードショーで放送されていましたね。
これは今週から続編である『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり』が封切られるからだと思います。
この作品を視聴するのは昨日のテレビで2回めなんですが、やっぱりホラー映画としても何故人気があるのかわからない…。
私はスティーブン・キングの原作本も読みましたが、スティーブン・キングの原作はどの作品もエンターテイメント性に欠けて読み応えがないんです。
あくまで個人的な感想ですよ。(;^ω^)
ITのペニーワイズはいわゆるレジェンドホラー映画でいうところのジェイソンやフレディのような存在です。
ピエロという姿も、アメリカ人にとっては恐怖の対象なんだと思いますが、私にはいまいちピンと来ませんでした。
今週から封切られた続編を見ないと、最終的な評価はできないとは思うので、映画館には見に行かないと思うけど必ず観たいなとは思っています。
もともと原作小説でいえば、スティーブン・キングよりディーン・R・クーンツ派なんですよね。
クーンツの方は原作が面白いのに映画化された作品で当たったものはたぶんなかったと思います。
小説の方は、主人公は心が傷ついていてヒロインも心が傷ついていて、そんな2人が出会って幸せになる。
だけどその二人には徐々にとんでもない悪が驚異として近づいてきていて…といった感じのテンプレではあるんですが、主人公に感情移入させるのが上手なんですよね。
興味のない人間がどうなろうと心が動かされないでしょう?
その点が、キングよりクーンツの方が面白い理由だと思っています。
映画的には、登場人物が少なくて悪との出会い、対決が本当の最後だけで一瞬で終わりがちなので、クーンツ作品は映画に向いてないんでしょうね。
IT(イット)の話をしようと思ってクーンツの話になってしまいました…。(;^ω^)